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Newタイプのコーティングで製作してみた

これまでウレタン塗装やパウダーコーティングを施した車いすを紹介してきましたが、今回は今までとは違うタイプの新しいコーティングを施した1台をお披露目します。

モデルはOX製(フルオーダーREV車)のRD
折り畳みの中ではOXの最軽量モデル。フルオーダー車なので細かいセッティングは詰め込まれておりますが、要点となる部分だけを紹介していきます。

OX社外での塗装なので未塗装のまま入荷しました。ステッカーは絶対貼られてしまいます(-_-;)
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このままポリッシュして納車してしまいたいくらいカッコよいのですが・・・
サクッとバラして三枚おろしにします。
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2種類のコーティングを施すので、それぞれのパーツを分けて外注。

結構時間が掛かかってしまいました。
先ずは先に仕上がってきたクロメン↓
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ブリランテレッドのパウダーコーティング。ちょっとお高めな色です。
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キャスターは分割式のWCR5をクロメンと同色に。
反対側の合わせのリムが黒なのでツートーンになって格好良いです。

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こちらのショートパーツはNewコーティングです。
リンクバー、ブレーキダイヤル、キャスターのスペーサー、クロメン補強カラーをグロスブラックで。

そしてメインのフレームは
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タングステン。僕が使っているこの色のハンドリムを見たオーナーさんが気に入り注文いただきました。
この色、生で見るとかなりイイ感じなんですよ。
ちなみに表面はこういう仕上がり↓
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ザラついています。触るとサラサラと音がする。
このコーティングにはステッカーが貼れません。すぐに剥がれてしまいます。ということは、汚れの付着を防止できるんですよ!

そして、このコーティングの更なる特徴は塗膜が極薄なのに強度が凄い。
先ずは強度を動画で確認してください↓



塗膜が薄いのでネジ山をコーティングしてしまっても、そのままボルトをねじ込めるのが素敵。(今のところ4mm以上のボルトは全く支障がありません)
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↗ホイールのアクスルのアジャストボルトが入るネジ山も
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↗もっと細いM6ボルトが入るネジ山もそのまま。
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↗更にはベアリングが入る部分もそのままコーティング。
この部分はオリジナルでもスポスポすることがあるので、結果、良い接合感が得られました!

さて、これから組み上げていきます。


雨がずっと続いていたので橋輪店内はスペースが無くて組み立て作業が難しい。
ということで、自宅でテレワーク。ってテレではないですが・・・
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自宅の玄関に組み立てるパーツが山積み

食卓での組み立て作業になります。
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作業台には丁度良い高さ。お店で作業するよりかなり効率的だったりします。

先ずはクロメンの組み立てからです。
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赤いクロメンにブラックに仕上げたセンターのカラーとリンクバーが違和感無くマッチング~
ハッキリ言って、ここは日の目を見ることはないと思われますが、このような場所をカスタムするのが『通』!
そして、ネジ山もコーティングしたフレームにアジャストボルトを組み付けていきますが
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なんの抵抗もなくサクサク入る感触が気持ちいいです。

ある程度骨格部分が組みあがったので、この後は細かいパーツを取り付けていきます。
先ずはブレーキから
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パット見、何の変哲もないように見えますが、さり気なくモディファイしております。
ブレーキレバーを黒コーティングに交換しているのは分かるでしょうが、ダイヤルは気づきづらいでしょうね。
というのも、一般のブレーキダイヤルは黒い樹脂の部品が採用されています。
このRDはオーダーでLシリーズのショートブレーキを軽量化の為に取付けられますが、ショートブレーキのダイヤルは元々シルバーです。それを外して黒にコーティングしました。
この部分とかはオーナーさんに断りもなく勝手にやっちゃってます。

お次はフロントキャスターの部品を組み上げます。
元々取付けしてあるキャスターフォークのナット、ここは絶対に交換したいパーツ。
ここも断りもなしに黒のチタンナットを勝手に取付けしちゃいます。ただし、オリジナルのナットのようにベアリングのインナーレースを押し付ける突起がないので、同じサイズのシムを用意します。
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ベアリングの動きを最大限に活かすのに有った方がよいパーツです。

フォークのアッパー部分のシルバーもイマイチ(個人的に好きではないパーツ)なのでココも交換しましょう!
一応?オーナーさんにボディーと同色が良いか黒が良いかを確認。
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凄く良いです。カーボンプレートとタングステンのカラーマッチングが格好良い。
実はこの色のパーツ、元々用意してありましたが取り付けてみてかなり気に入りました。
フロントキャスター+フォークのアッセンブリ、オシャレです!人気が出そうな予感。

そして、ホイールは
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STRADAホイールのハブ赤・スポーク黒・ホイールリム赤の組み合わせをオーナーさんが選択。
これに合わせてタイヤはSCHWALBEライトランのオールブラック。ハンドリムはCARBO LIFEのCURVE Lを採用しました。

後は細かいところで言うと
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アームレストホルダーはLシリーズの軽量タイプにしてあります。
これもRDですとオーダー可能です。

最後にコーティングしたサイドプレートの質感が分かるようにアップしてみました
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こんな感じでザラザラしております。

全ての部品を取り付けて完了。
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赤のワンポイントが効いていてスタイリッシュですね。
ある程度は勝手に部品をチョイスして取付けてしまいましたが、オーナーさんは出来栄えに大満足のようで良かったです。
思ってたより安かった』とオーナーさんは言ってましたが、高級車です!!!

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