橋本エンジニアリング車いす

軽さのお話し

最近、納車時に写真を撮るのを忘れてしまうことが多々あり痴呆症の心配をしてます。
なもんで、ただでさえサボり気味の投稿を更にサボる悪循環。

先日も橋輪では珍しい機種の【橋本エンジニアリング製 X70】を納車したのに撮り忘れて紹介できず💦
ただ1枚だけ重さを量った画像が残っていたので紹介します!
X70
座幅40cm仕様の折り畳み車いすでこの軽さって凄い!
そう、このX70は軽いんです。流石マグネシウムフレーム❗❗❗
以上。

これで終わりだと空しいので、ちょっと橋本エンジニアリングのネタを付け足しましょう。

だいぶ前に頼んだワンオフで製作のハンドリムがやっと届きました。
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これ、橋本エンジニアリングで作ってもらったマグネシウム製。
ハンドリムの取付けタブは前もってリム間を5mm1穴で依頼したのですが、最初に届いた物のリム間がちょっと広くてやり直してもらいました。
通常はウレタン塗装になってしまうということなので、未塗装で。
出来上がってきたら直ぐにNewコーティングへ。何と言っても薄膜で軽いので重量も少しは軽くできるかなと。
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△こんな感じで仕上がってまいりました△
一応重さを量ります。
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単体でこの重さが軽いのかどうかは不明ですが...
ちなみに、コーティングしてあるのでグリップ感はちょっとアップします↗

ホイールはSPINERGY LXLのカラーオーダーで、
ハブ:Purple スポーク:Black ホイールリム:Purple

▽Blackマグネシウムハンドリムを取り付けるとこんな感じ▽
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ホイールだけの時は、ちょっと派手過ぎか?って思ったけど、黒のハンドリムを取り付けたら全体的にシマってイイ感じになりました。
で、重さは?
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いい数値が出たのでは?
▽いつもの様に細かい所のオシャレも忘れません▽
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さて、ここからタイヤを組み付けていくのですが、重さにこだわっているのでタイヤはSCHWALBE ONEを選択。
このタイヤ、何が凄いかって、購入するとお財布の中身も勝手に軽量化されてしまうんです!オススメ。
チューブも軽量チューブを採用して、リムテープはテープタイプにしました。重さを量ったことないけど、ハイプレッシャーリムテープより軽そうかな?と。

▽全部組みあがると▽
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そして、最終的な重さは
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1136グラム(シャフト含まず)

・・・でした。実際に持つと「かる~!!!」と体感できますよ。
一応、マグネシウム製ハンドリムは販売できるので、気になる方はコッソリおたずねください。
そんなに驚く価格ではないです。

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え、何が?すごいんです!

しばらく放置している間に世界中がコロナ旋風になってしまいましたね。
そんな中、自分は以前ガンの治療で放射線を浴びているので、基本的に人込みはドクターストップ。
免疫力が無いので「コロナに掛かったら死ぬよ」と脅されていたり・・・(・・;)

なもので、職場へは殆ど行かずにテレワークってやつです。
結構仕事あるんですよ。今風?にZOOMで遠隔採寸やったりもしてます。

で、一番忙しいのは久々の【橋輪HP】のリニューアル。橋輪LOGOなんかも製作中でずっとさぼってたHPを大幅更新中。
まだアップはしてませんが・・・
それでもって、ため込んだ記事もコチラに書かないといけないので急ぎ足で色々と紹介して行きましょう!

今回のネタは「超軽量介護用車いす」???
モデルは橋本つながりの【橋本エンジニアリング】のX70という折り畳み車いす。
ここのウリのリジット車MC-Xではありません。MC-Xのネタは以前【こちら】で紹介しました。

見た目は↓こんな感じ
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「普通の介護車いすでは?」と思われるかと。
はい、その通りです。ただ、コイツ凄いんですよ。やるんですよ。何気に。

仕様としては、折り畳み車いす・跳ね上げ式フットレスト・アームレスト・背折れ機構・介助ブレーキなど
・・・重い部品が盛り沢山。
なのにですね・・・
重さを量ると
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見えにくいですね(^^;)
アップ↓
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じゃーん
なんと、10.47キロ。
これだけの部品が付いてて、この重量。
業界の人なら分かると思いますが、かなり絞ってます。
やり手です!!!

ただし、見た目と乗り味は、ハッキリ言ってしまいますが「普通でした」

介助する側にとっては、ありがたい車種ですね。車への積み込みは楽ですし、介助グリップの高さも充分。
X70は当店で取り扱いしておりますので、ご興味のある方はお問合せください。
値段は「普通ではありません」
でした。

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ダブルHASHIMOTO、パラリストに納車するの儀

橋本エンジニアリングの車いすを橋本輪業が納車しました。
車いすはマグネシウムフレームを採用した超軽量リジット車いすMC-X
このマシーンをパワーリフティングでロンドン・リオパラリンピックに連続出場し東京でも活躍が期待される三浦浩選手に納車(病院にて^^;
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このMC-X、一般販売はされていますが、今回納車した型は三浦スペシャルとなっておりまして、通常の形状とは若干異なるオンリーワンモデルなんです。
HASHIMOTO Engineering
さんが三浦選手をサポートしているので、こんなことができてしまうのですが。

実は、この納車までは長~い道のりが。
桜が咲く頃、僕としては初めて行ったパラアリーナで納車!
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新しくて素敵な建物ですが、パラの後は撤去してしまうらしいです。勿体ない。
できあがってきたマシーンはこんな感じ↓
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では、乗ってみましょう!
あれ、足が2本並べて乗せられない💦💦💦
そう、三浦選手はお尻の小さな方で設定外の座幅でした。
その座幅でフロントパイプが内側に絞ってあるので激細。なので靴を脱げば足が入るのですが…
という訳で、車いす乗る時は靴を脱いでお願いします!

というわけには行かず、その日は静岡からわざわざ納車に来た社長さんが持って帰りました。
まぁ、採寸したのはメーカーさんだったので仕方がないのですが。

フットレスト幅を拡げる設計をするのにもちょいと関わりましたが、結局、絞りをなくす方向でメーカーさんが決定して再製作したそうです。
その後、色々な事情があり、やっと納車ができたのが11月後半と、半年が経ってしまいました。
出来上がりは、こんな感じです↓
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春に納車したマシーンよりフロントパイプ幅が広くなってるのが分かるかと思います。
初代の前からの画像は有りませんが、納車したモデルを前から見ると
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フロントパイプはストレートに出ております。
あれ、1枚目の写真と何かが違いますね。
現地で急遽のホイールチェンジでした。元々SPINERGYが付いてましたがハブ(ホイールの中心の鼓みたいな形の部品)の幅が広い為、全幅が増してしまい日常生活に支障をきたすとのことでハブの狭いタイプにチェンジ。
ハンドリム・ハブ・キャスターがゴールドでそろって良い色合いになりました!
試乗した三浦選手は乗り心地を大そう気に入られていたので待った甲斐があり、良かったです。

橋本輪業(橋輪)でも橋本エンジニアリングの車いすの取り扱いがありますので、ご興味のある方はお問合せください。
しかし、サポート選手への納車を何で橋輪が関わったのでしょうかねぇ? 橋本つながりだからかな?










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